グロースハックとは? 〜 第一人者たちはどう定義しているのか 〜
「グロースハックてどんな仕事ですか?」
こう聞かれてどう答えるか困った人は多いはず。
私も聞かれた時は「マーケティングと製品開発の中間ですねー。」とか「サービスの成長にコミットするディレクターです。」とか相手に合わせて答えを変えてるのですが、結構困ることも多いです。
実際のグロースハックの第一人者たちは、「グロースハック」または「グロースハッカー」についてどう定義しているのか調べてみました。
STARTUP MARKETING(投稿:2010.6 著者:ショーン・エリス)
※初めてグロースハッカーという言葉が使われたと言われている記事
A growth hacker is a person whose true north is growth. Everything they do is scrutinized by its potential impact on scalable growth.
(グロースハッカーとは真に成長の方向を向いた人物である。彼らは成長のスケール化のため、徹底的な分析を行う。) ※著者意訳
グロースハッカー(出版日:2014.3 著者:梅木雄平)
プロダクト/サービスの成長(グロース)をエンジニアリングの力を利用して仕組み化(ハッキング)すること。
グロースハッカー(出版日:2013.10 著者:ライアン・ホリデイ)
グロースハッカーは、伝統的なマーケティング戦略を放棄し、検証・追跡・測定が可能なものだけを用いる。彼らの武器は、CMや宣伝や資金ではなく、電子メール、メール、PPC(ペイパークリック)、ブログ、プラットフォームAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)だ。古い世代のマーケターが〝ブランディング〟や〝マインドシェア〟などの漠然としたものを追い回している間、グロースハッカーはひたすらユーザーと成長とを追跡する。そして、戦略が当たれば、ユーザーがユーザーを引き込む連鎖反応が生まれる。グロースハッカーとは、自立し、自己増殖する成長マシンの発明者であり、オペレーターであり、整備士だ。この成長マシンが新興企業を成功に導くのだ。
いちばんやさしいグロースハックの教本(出版日:2016.1 著者:金山 裕樹、梶谷 健人)
グロースハックとは製品開発の中に自発的に成長する仕組みを組み込んで、その結果をデータで判断し改善していくことを指します。
いちばんやさしいグロースハックの教本 人気講師が教える急成長マーケティング戦略 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)
- 作者: 金山裕樹,梶谷健人
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VASILY グロースハックブログ(投稿:2014.3 著者:Kent Kajitani (@kajiken0630) | Twitter)
数値やユーザーの声を分析し、ユーザーの数や質をGrowthさせる仕組みをプロダクトの中に組み込んでしまうこと
グロースハックで困ったら、まずは”レバレッジ”を特定しよう!AARRR別、海外サービスのレバレッジ14選 | VASILY グロースハックブログ
電通報(投稿:2015.4 著者:片山 智弘 - 電通報)
主に開発の面で工夫をして、商品・サービスの改善をモニタリングしながらその商品・サービスを成長させることをグロースハックと言っています。